春漂流記

目指すは「無意識」の存在証明。

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24 2006

ざいじう

または、私が分厚くて重い、ある漫画月刊誌を欠かさずに買っていた理由。
ヴォネガット、アップダイク、グリーン、ブラッドベリ、ビッスン。
私が高校時代、読みあさった作家達。

テリー・ビッスンの「世界の果てまで何マイル」。
砂漠の中を行くハイウェイを、北極に向かって空を飛ぶ、年代物のアメ車が描かれた表紙の文庫本が、今も私の部屋にある。(ハズ)

魔法使いのトーキングマンと、僕ウィリアムと、トーキングマンの娘クリスタルが、世界を救う旅をする話。

辰木さんは、この本を英研の書棚に残していきました。

「神戸在住」の中で語られた、多くの本たち、辰木さんが読んだ本たちのことを、私はよく知っていましたた。

ピーター・メイル「南仏プロヴァンスの12ヶ月」。
ディケンズの「クリスマスカロル」。
バウカー「約束の地」

他にも、書名は語られずも文庫の表紙で分かったものも含め、私の趣向は辰木さんと似ているのかなぁ…などとぼんやり思うこともしばしば。

辰木さんの八年間は、ぐぐーっと引き延ばされて十年も連載され、やっと終りを向かえました。

八年前といえば、私は14、5歳。中学生ですね。
中身はあんまし変わってないですね。

友達のこと、家族のこと、美術のこと、大切な人のこと、過去のこと。そして、これからのこと。
私は、辰木さんの思い出を、自分にだぶらせて生きてきた気がします。
特にこの四年間くらい。

私が、勉強を関西でしようと思ったのも、多分に辰木さんや諸々の方々のお陰ですかね。

本当はもう四年前に社会へと足を踏み出した辰木さんの後を追って、私もこの春から、もう一度スタートをきります。

辰木さんの大学生生活の静かな鮮やかさには到底及ばないけど、私のこの二年間もそれなりに…いや、結構楽しかった。

いつの間にか、辰木さんの歳に追い付いた。
そして、追い抜いていくんだと思うと、少し寂しい。

読んできた物語の主人公達の歳を追い抜く度に感じる、自分の平凡さと不甲斐なさ。

だけど、私にとってはこの物語に出会えた喜びの方が大きい。

辰木さん。卒業おめでとう。
あなたに会えてよかった。
月並みですが、私に言えるのはこのくらい。

神は天に
全て世はこともなし

なんてね。

さて、私も歩き出すとしましょう。

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