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春漂流記

目指すは「無意識」の存在証明。

21 2010

チャック

社会の窓なんて洒落た言い方もするが、実情はそんな綺麗なものじゃない。つまるところ、機能美の産物ではある。
それがよく開いている。
何を隠そう、私のことだ。
ズボンを履いた際、用を足した際、閉めるのを忘れるらしい。
もちろん、勝手に開くこともある。
サイズの合っていない(主にぶかぶかな)ものを履いていると、座ったりしゃがんだりの連続で開くようだ。
この場合は不可抗力が適応されるだろう。
ありがたいことに、一物がコンニチハしていたという経験はない。本当にありがたい。
焦って挟んだことはある。
痛いの何のって、例えばそういう拷問があったらと思うと背筋が凍る。
ではなぜ、閉め忘れるのか。
カント的な心理学で分析するとすれば、抑圧からの解放を深層心理が求めているということか。
カントに謝れ!土下座だ!いや、皮を挟んで猛省しろ。ものども、であえ!であえ!そ、それだけは、それだけは勘弁してくだせぇ!家には私の帰りを待つ犬猫がおりますゆえ、どうか、どうか!

ぎゃー!

単におっちょこちょいである。多分。
ついさっきも解放していた。
もうなんか慣れっこになってしまっていて、日中街中でもさりげなさを装わなくても、さりげばく閉めることができるようになった(気がする)。
あまりの自然さに、誰も気づいていない(訳はない)。
本心から治したいと思っていなければ、治らないのが日々の癖だ。
どうでもよくなった時から、人間の堕落は始まっている。
ああー、私はダメ人間だ。
ダメ人間は馬に蹴られて然るべき。
暴れ馬だー!逃げろー!ほら、アンタも逃げるんだよ!何ぼーっと突っ立ってんだ!バカ!いや、私は用を足した後にチャックも閉めることが出来ない男です!馬に蹴られるべき存在なのです!何を馬鹿なことをいっとるんだ!死ぬぞ!?え?死ぬの?死ぬのはやだなぁ。

ぎゃー!

洗剤と柔軟剤を変えました。
そういう気分転換も悪くないと思うのです。

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Posted by | 15:30 | Comment [0] | TrackBack [0] | 駄文

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